
198.キッチンの壁の向こうに隠れたスキマ収納棚
ストック本城です。 ブログ『161.キッチンの奥の腰壁ほぼ空洞』では マンションのキッチンでよくある 突き当たりにある腰壁部分のほとんどが空洞で 収納棚に使える…
ストック本城です。
ブログ「キッチン家電収納(可動棚・スライド棚)」
ブログ「キッチン家電収納(既存家具利用)」
の2つのブログでもご説明しましたが
いくら綿密にお打ち合わせしても
お引越しして・・・生活してみて・・・
新しい家電が来て・・・
と状況の変化で家電の配置や収納の使い方は
若干の変更が出てきます。
ストックはそれを最後まで微調整して
お客様に合った、生活しやすい状態にしたいと思い
可動棚の状態でお引き渡しをしています。
また棚の高さや枚数やスライド棚だけでなく
家電用のコンセントも微調整することがあります。
施工事例をご紹介します。
OB客・芦屋K様邸の場合
リビングから繋がるカップボードの左端に家電収納を配置
左右に分かれて、ストック基準の幅55センチの可動棚1枚ずつ
専用コンセント(専用回路)も2回路確保しています。
ちなみに左右を間仕切る板は奥が空いていて
コンセントの配線は左右自由にできます。
この状態でお引き渡しさせていただきました。
お引越し後に訪問・・・
芦屋K様のファイナルアンサーをお聞きすると
左のスペースはゴミ箱を2台置いて、上にトースター
右スペースは電子レンジを上に置いて、可動棚を1枚追加して
下は炊飯器と電気ケトルの収納スペースに・・・
スライド棚は使わず
炊飯器と電気ケトルは使うときはカウンターの上に載せる。
ということで決定!
そこで必要になるのがコンセント・・・例えば・・・
カウンター上にトースターや電子レンジを置くことになれば
カウンターに配線孔(下にコードを通す穴)を開け
カウンター下でコンセントに差すのがキレイですが
今回の炊飯器や電気ケトルの場合は
使用時と収納時にはコンセントの抜き差しをするので
カウンターの上にコンセントがある方が良いということになります。
作業開始!
炊飯器と電気ケトルの間の壁にコンセント用の穴あけ
昔の浴槽の蓋が繋がっていたボールチェーンを
開けた穴から垂らすと・・・
カウンター下の専用コンセント(専用回路)の穴から出てきました。
こちらの専用コンセントから電源をカウンター上に分岐します。
このボールチェーンに新しい電線を繋いで・・・
上のボールチェーンを引っ張ると・・・
スルスルと新しい電線が釣り上がりました^_^
チームストックの電気職人Sさんにコンセントを接続してもらい
無事、炊飯器と電気ケトル用のコンセントが追加されました。
使いやすいスッキリした家電収納はひとりひとり違うし
お引越し後に変更になる確率は高いので
お打ち合わせでは80%くらいまで決めて
最後はお客様と共に微調整するのがストック流です!
【ストック株式会社 代表取締役 本城健裕】芦屋市・神戸市東灘区地域限定/マンションリフォーム・リノベーション専門/ご紹介とOB客様リピート工事が9割/安心の地域密着かかりつけ工務店