
139.トイレ換気扇交換(内装工事なし)
ストック本城です。 築25年を超えてくるとトイレの換気扇の不具合の ご相談が増えてきます。 「突然動かなくなった」がほとんどです。 元々リフォームを前提のご依頼…
ストック本城です。
ストックで間取り変更をともなう
リフォーム(リノベーション)を施工する場合
ホームページにも記載の通り
専有部分の給水給湯管の総入れ替えを基本としています。
マンションでの水漏れはお客様もそうですが下階に及んだ場合には
下階の住民の方も長い間、大変嫌な思いをします。
大きなリフォームの工事費の中で
給水給湯管の入れ替えの差額はそんなに高いわけではなく
将来的な暮らしの安全安心に配慮することをオススメします。
水色の配管が給水管でオレンジ色の配管が給湯管です。
水は水道メーターから給水ヘッダーまで太い管で来て
ここから各設備へ細い管で水を送ります。
湯は給湯器から給湯ヘッダーまで太い管で来て
ここから各設備へ細い管で湯を送ります。
続いて電気ですが・・・
↓下の画像のオレンジ色の管・・・CD管といいます。
電話ケーブルや光ケーブルやLANケーブルを
通すためのホースのようなものです。
太いCD管であればHDMIケーブルも通せます。
将来、各部屋の使い方が変わったり、通信会社やケーブルが
変わったり・・・いかなる変化にも対応できるように
ストックではお客様にご説明の上
将来的に必要になるかもしれない場所にCD管を施工します。
施工事例をご紹介します。
芦屋N様邸の場合
システムバスの設置前に浴室天井裏にヘッダーを設置
浴室の天井点検口を開けると給水ヘッダーと給湯ヘッダー
そして各設備に向かう配管の根元には
それぞれ止水バルブがついていて
各設備で今後不具合や水漏れが発生した場合はでも
該当するバルブだけ止水すれば、他の設備は使えます。
続いて電気・・・
チームストックの電気職人SさんがCD菅の配管作業中。
このCD管の端部は多くの場合、コンセントやTV差込と一緒に
リビングや寝室に設置されて、CD管の中にはあ
らかじめリード線という針金(黒)が通されています。
芦屋N様邸の場合
ブルーのクロスが貼られたご主人様の部屋には
配管Aとテープが貼られた部分までCD管が
そして
ピンクのクロスが貼られた奥様の部屋には
配管Bとテープが貼られた部分までCD管が来ています。
そして・・・
これらのCD管の反対の端部は基本的に
一ヶ所にまとめられます。
ここにモデムやルーターなどを設置することになります。
ここをストックでは「弱電集中」といいます。
芦屋N様邸の場合
ピンクのクロスを貼った奥様の寝室のクローゼット上部を
弱電集中に設定しました。
↓参考画像:OB客様灘区M様邸の廊下収納上部の弱電集中
モデム周りの配線ゴチャゴチャや説明書やTELなども
収納内にまとめるのがオススメです。
このようにしっかり施工して
ご説明してもはっきり言ってわからないですよね^_^。
このままだとお客様もイメージができなかったり
通信会社さんにご説明できなかったりするので
ストックではリフォーム完了時に
ストック本城が説明用のスケッチを現地でお作りして
お客様に渡しています。
給水給湯ヘッダー方式と
弱電(TEL・TV・CD管など)
の両方を説明しています。
芦屋N様邸の説明用のスケッチがこちら
このように説明用のスケッチを用意しておくと
お客様も安心ですし、ストック本城もどのお客さまから
ご連絡いただいてもすぐに回答ができます。
通信会社さんのケーブルの施工もスムーズになり
「通信会社の工事の方が『親切なリフォーム屋さんですね』って
言われてました。」とか
「通信会社の工事の方が『これ分かりやすいです。』って
言われてました。」とお客様から喜びの声をよくいただきます。
またコロナ禍ではリモートワークのために
OB客様から
「LANケーブルをルーターから繋ぎたい」
「通信会社を変えるんだけど問題ないか」
「Wi-Fiルーターをリモートワークの部屋に移動したい」
などたくさんのご相談をいただきましたが
CD配管のお陰で全て問題なく対応できました。
参考までに他の説明用のスケッチ事例↓
【ストック株式会社 代表取締役 本城健裕】芦屋市・神戸市東灘区地域限定/マンションリフォーム・リノベーション専門/ご紹介とOB客様リピート工事が9割/安心の地域密着かかりつけ工務店