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ストックの仕事blog
74.タイル貼り・石貼りは目地までしっかり打ち合わせが必要!

74.タイル貼り・石貼りは目地までしっかり打ち合わせが必要!

ストック本城です。

リフォームの際、内装のポイントとなる部分に

タイルを貼りたいという方は少なくありません。

では、お客様が気に入ったタイルや石を貼れば

お客様は満足するのでしょうか?

きっと、普通に満足する方もいれば

「あれっ?」と違和感を感じる方もいるかと思います。

ストックではタイル貼りや石貼りを施工する場合

必ずお客様と目地についてもお打ち合わせします。

目地によってタイルの印象が変わるからです。

施工事例をご紹介します。


東灘・S様邸の場合

・キッチン前の壁は

【ホワイト艶消マットタイル】+【目地ライトグレー色】

→タイル貼りの存在感があります。

・背面の家電収納の囲いは

【天然大理石】+【目地ライトグレー色】

→キッチン扉やテーブルや床に馴染んでいます。

これに対して・・・同じタイル・石を使った

灘区・S様邸の場合

・キッチン前の壁は

【ホワイト艶消マットタイル】+【目地ホワイト色】

→タイル貼り面がホワイトクロス面に馴染んでいます。

・背面の家電収納の囲いは

【天然大理石】+【目地ホワイト色】

→優しい印象でテーブルや床に馴染んでいます。


芦屋・U様邸の場合

・洗面台正面壁は

【モザイク大理石】+【目地ライトグレー色】

→存在感があり、床のグレーとも合っています。

これに対して・・・同じ石を使った

東灘・K様邸の場合

・洗面台カウンターと立ち上がり壁は

【モザイク大理石】+【目地ホワイト色】

→明るい印象で洗面台の木目柄の扉に合っています。


中央区・A様邸の場合

フラットオープンキッチンの腰壁は

【濃いグリーンの小さなタイル】+【目地ライトグレー色】

→タイルの形がハッキリしています。

もし目地が濃いと黒い面に見えてしまいそうです。


東灘・D様邸の場合

フラットオープンキッチンの腰壁は

【藍染の生地のようなタイル】+【目地ダークグレー色】

→濃い目地色にすることで、目地の存在感を抑えて

自然な濃淡のあるタイルの色柄が引き立っています。


灘区・K様邸の場合

・コンロ前の柄付きタイル(20㎝×20㎝)は

灘区・K様が個人輸入されたものです。

このタイルを生かすために

【ホワイト艶消マットタイル】+【目地ホワイト色】

→さりげなく横目地の位置は合わせつつも

存在感を抑えて、柄付きタイルを引き立てています。

同じく灘区・K様邸ですが

・洗面台前の正面壁は

【ホワイト艶消マットタイル】×【目地ライトグレー色】

→タイルの存在感を出して、視覚的に洗面台幅を意識させて

ミラーとの間に連続性を与えています。

・床のタイルは

【ホワイトタイル(30㎝×30㎝)の角を現場カット】×

【ブラックタイル(10㎝×10㎝)】×【目地ホワイト色】

→ホワイト地にブラック菱型ドット柄の印象。

もし濃い目地だったらブラック網目模様になりそうです。


これも好みや見せ方で変わってきますが・・・

ストックでは【レンガ調のタイル】を貼る時は

貼る範囲の幅の狭さを感じさせないように

あえて【タテの目地を入れずに突き付け】にして

【ヨコ目地には荒い砂感のあるラフ目地】を

用いることが多いので

施工事例を紹介します。

中央区・H様邸の場合

灘区・S様邸の場合

東灘・H様邸の場合


芦屋・Y様邸の場合

・キッチン腰壁は

【濃い紺色の小さなタイル】×【目地ライトグレー色】

→テーブルの色に馴染んで木部の色との相性もよくなっています。


芦屋・T様邸の場合

・洗面台の正面壁は

【透明感のあるガラスモザイクタイル】×【目地ホワイト色】

→透明感を残しつつ壁のホワイトや洗面ボウルに

馴染んでいます。


西宮・T様邸の場合

・キッチン腰壁は

【ランダムなガラスモザイクタイル】×【目地ライトグレー色】

→この手のモザイクタイルは目地ホワイト色が

一般的ですが、家具やテーブルカウンターの重厚感に

合わせつつギラっとしたモザイク感は出ています。


芦屋・O様邸の場合

・フラットオープンキッチンの台下の壁は

【ホワイトモザイクタイル】×【目地ホワイト色】

→ここにモザイク感はいらないので

目地の存在感は抑えています。

・コンロ横の壁は

【ホワイト艶消マットタイル】×【目地あいいろ色】

→床と天井を結ぶ存在感のある壁になっています。


ちなみに・・・

芦屋・O様邸で出てきた「目地あいいろ色」

実は目地色もたくさんあるのです。^_^。

ほとんどの場合

ホワイトやライトグレーやダークグレーですが

モザイクタイルの場合などはタイルよりもカラー目地の

印象が強かったりするので

採用するのもありだと思います。

【ストック株式会社 代表取締役 本城健裕】芦屋市・神戸市東灘区地域限定/マンションリフォーム・リノベーション専門/ご紹介とOB客様リピート工事が9/安心の地域密着かかりつけ工務店

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