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ストックの仕事blog
177.スライド丁番の交換事例と選び方

177.スライド丁番の交換事例と選び方

ストック本城です。

キッチン扉や収納扉で扉が整然と並んでいる姿は

シンプルで美しいですが

それを実現しているのがスライド丁番です。

しかし、このスライド丁番の調整不良や

老朽化や破損により

扉が傾いたり、半開きになったりすると

見た目も悪くなってしまいます。

このスライド丁番の交換事例と

適合する丁番の選び方をご紹介します。


東灘K様邸の場合

40年以上使われていると思われる

8枚のクローゼット扉ですが

何枚か半開きになっています。

スライド丁番の破損やバネの老朽化が原因です。

まずは扉1枚分のスライド丁番4ヶ所を試しに

新しい丁番に交換させていただきました。

ちなみにスライド丁番は

通常20年以上は使える物ですので

交換の時期には同じ物はありません。

概ね下記の①〜⑤の項目をチェックしながら

適合する交換用のスライド丁番を探すことになります。

①『カップ径』はほとんどの場合35mmです。26mmや40mmの物もあります。

②『全かぶせ』『半かぶせ』『インセット』の3つのタイプがあります。

③『開き角度』は80〜105°が一般的ですが、170°などもあります。

④バネでバタンと閉まる『キャッチ付き』とバネの無い『キャッチ無し』があります。

⑤キャッチ付きの場合、ゆっくり閉まる『ダンパー付』や『後付ダンパー』があります。

扉1枚で交換を試してみて問題なく適合したので

残り7枚×4ヶ所=28ヶ所も後日あらためて

交換作業をさせていただきました。

【ストック株式会社 代表取締役 本城健裕】芦屋市・神戸市東灘区地域限定/マンションリフォーム・リノベーション専門/ご紹介とOB客様リピート工事が9/安心の地域密着かかりつけ工務店

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